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こんにちは。
キプロスという国をご存知ですか?
地中海の東端にある島国です。
かつては大英帝国の支配下にあり、
今もイギリス連邦と国家連合には所属しているものの、
共和制をしく独立国家です。
ただ、北部には国際的には承認されていない(唯一トルコのみ承認)国家があり、
南北は分断されています。再三統合に向けての話し合いが持たれていますが、
いまだ実現はしていません。
キプロスはEU(欧州連合)加盟国なわけですが、
またも債務問題により市場が動揺しています。
キプロスの債務自体はイタリアやスペインのそれに比べれば少額なのですが、
ユーロがその支援をするにあたり、
「キプロスショック」とでも言うべき措置が盛り込まれました。
それが「国内全銀行預金への強制的な課税」です。
ユーロ圏の財務相会合では、
10万ユーロ(およそ1200万円)未満の預金に対して6.75%、
10万ユーロ以上の預金に対しては9.9%の課税を一律で実施するという条件に合意。
※変更の可能性もあるそうです。
~3/20追記~
その後キプロス議会は預金課税を盛り込んだ法案を否決しています。
現在キプロス政府は全銀行口座からの
預金引き出しを制限する預金封鎖を開始しているそうです。
キプロス国民は猛反発し、ATMの前に長蛇の列ができており、
引き出せる現金が底をつくなど既に深刻な影響が出ています。
この強硬な措置が世金融マーケットに動揺を拡げています。
為替相場ではユーロが急落、日経平均も今年最大の340円32銭安。
アベノミクス効果などによるリスクオン(選好)ムードは
完全に影をひそめてしまいました。
・・・これがまさしく「カントリーリスク」だという事ですね。
キプロスはいわゆる「オフショア」の一つですので、
仮に日本人がキプロスの金融機関に口座を開設・預金していたとすると、
その預金からは強制的に課税をされてしまいます。
即座に引き出すことができれば良いですが、
既にネットでの資金移動も制限されているという情報もあります。
もちろんATMに並ぶことはできません。
また、キプロス籍の会社であれば、
比較的規制の緩いキプロス証券取引委員会のルールを守ることによって、
EU全域で金融ビジネスができるという、MiFID(金融商品市場指令)という決まりがあり、
このことからキプロスにはFXのブローカーも多く存在します。
FXの証拠金についてどのような措置がとられるのかは未確認ですが、
これも口座凍結などされてしまっては、たまったものではありませんね。
小難しい話はさておいても「カントリーリスク」とは
「簡単に現地に出向けない」という地理的な障壁が非常に大きい、
ということを再認識しました。
あー怖い話です。
ではまた。
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