こんにちは。

 

この前、ついつい衝動買いしてしまったものがあります。

これ。

 

 

はい、耳かきですね^^
市販のものと比べるとわかるんですが、
かなり薄くて、ヘッド(？笑)が小さいです。

 

これによって絶妙なしなりが生じ、余分な力を使わずに
耳垢を奥へ押し込むことなく、繊細にとってくれるのだとか。

 

使ってくると確かに気持ち良い！
この記事を書いている時もキーボートの横において、
ついついコチョコチョやってしまいます。
ちょいと洒落たケースもついてます。

 

・・・と、別にこの耳かきの使用感をレビューしたいわけではなくてですね^^;
これを買った時の売り手さんが中々小気味よかったので。

 

大阪の枚方市というところで月一回開催される、
「枚方宿くらわんか五六市」というイベントに出展されていたお店で購入したのですが、

まずお店に、とにかく色んな大きさ長さで沢山の

「サンプル耳かき」が並んでいましてですね、
「お試しください！」となっているわけです。

 

まぁ、衛生的に無理！という人もいるでしょうが

(ちゃんと使用後にはウェットティッシュで拭くようになってました)、
結構耳掃除好きな私はついつい何点か試したんですよね。
この時点では買う気ありませんでした。

 

すると店主、私が耳かきしている姿を見て、

 

主「え～、それって普段通りのやり方ですか？」

 

私「あ、はい・・・」

 

主「もうちょっと曲がってる方がええかもね。ちょっと、出すわ」

 

私「え、そうなんですか、ありがとうございます」

 

(50本くらいの束の中から2本選んで)
主「はい、これ使ってみて、どっちがしっくりくるかな？

 

(ホジホジしながら)
私「うーん、あ、こっちですね」

 

主「ああ、そうやろね。角度もあんまりついてないし」

 

私「か、角度ですか」

 

主「うん、お兄さん、耳かきに優しい使い方やね、じゃ2,160円ね」

 

私「優しい？いや～それほどでも～。あ、はいはい・・・2,160円、と」

 

見事な流れです。
心理学的には「ダブルバインド(二重縛り)」というテクニックですね。
つまり選択基準を「買うか買わないか」ではなく、
「どっちを買うか」に変えてしまう事によって

「買わない」という選択肢は消えてしまうわけです。

 

いや、まぁ高いものじゃないですし、
実際モノが良かったから買ったんですけど、
スルッとお金を払わされてしまいました。

 

店主がダブルバインドを知っていて使ったかどうかは定かではありませんが、
後から「やるなお主！」となったのでした。

 

お前が単純なだけやん！というツッコミはなしで。

 

ではまた～

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