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こんにちは。
たばこの有名ブランド「マイルドセブン」が、
「メビウス」に名称変更されるそうです。
私はタバコ吸わないんですけど、
うちの両親も以前マイルドセブンを吸ってたので、
マイセンマイセンなんて言って、妙に親しみのある名前です。
国際的なシェア拡大が目的なんだそうですが、
日本人なら誰でもタバコのブランドとわかる
「マイルドセブン」って名前を捨てて「メビウス」にする
意味というかメリットってあるんですかね・・・他人事ながら心配。
ちなみにこのマイルドセブン、一箱410円です。
一年間吸うとおよそ15万円。結構な金額ですねw
さて先日、日経新聞(Web版)に、
という記事が載っていました。
2006年に発行が始まった5年物の個人向け国債が、
一気に償還の時期を迎えるためだそうです。
国債の償還は1月、4月、7月、10月なのですが、
確かに先月は弊社にもファンドのお問い合わせが
多かったような気がします。
2006年当時にこの5年物国債を買うと、
金利は1.5％ほどでした。
少し前の調査ですが、国債の平均購入金額は363万円だそうですから、
年間5万4千円くらいの利益ということですね・・・。
税金払えばもっと少なくなります。
年間5万4千円。お小遣いです。
マイルドセブン1日一箱、吸えません^^;
しかも今から5年物の国債を買うと、
さらに状況は厳しくなります。7月発行分の金利は0.19％。
平均購入金額363万円なら年6897円。
・・・マイルドセブン16.8箱です(←しつこい)
うーん・・・ここまでくると、これを投資と呼ぶんでしょうか？
銀行預金と大して変わりませんよね。
というか銀行に預金した瞬間、
銀行はあなたのそのお金で国債を買ったりするわけですが。
5年間、300万円からの大金を国にロック(あえてこう書きますが)されて、
その対価が年7000円弱。
私は日本人でそれなりに愛国心もあると思っていますが、
到底お金を入れる気にはならないです。
もちろん国債は元本保証で日本がデフォルトでもしない限り
「減らない」わけですから、その安全性を重視する方も多いでしょう。
でも「減らない」だけでその間元金は使えませんし、
今の経済情勢であれば5年後日本がどんな状況かなんて、
本当に予断を許しません。
何度も言いますがリスクとリターンはトレードオフ。
二律背反ですから「減らない」ということは「殖えない」
ということであると認識しないといけません。
ただ、国債が償還されて戻ってきたお金が、
他の金融商品に流れているのだとすれば、
「多少はリスクをとってでも、もう少し利回りのいい投資を・・・」
という風潮になってきているのかもしれません。
それなら喜ばしい限りです。
ただ、同記事によるとここで投資先として出てくるのは、
やっぱり投資信託や社債といった商品ばかりなのが、
ちょっと悲しいところです^^;
おーい、ここに良くできたプライベートファンドがありますよーw
と叫びたい衝動を抑えつつ、粛々と運用を続けて参ります(笑)
ではまた！
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