「資産を守る」ファンド社長 土居純のブログ

経営者がファンドを買わない理由。

こんばんは。

よく女性が使っている、
ミッキーの耳とかがついたスマートフォンのカバーに
対する違和感がどうしても消えません。

女性はバッグとかにスマホを入れるから、
邪魔にはならないんでしょうけど、
そこでそのアピールいる?みたいな・・・。

さて私、会社員時代は求人広告の営業などをしていたのですが、
日々の業務の中で色々な企業の経営者の方々とお会いしました。
その中には今でもお付き合いいただいている方もいらっしゃいまして、
事業や経営の先輩としてアドバイスをいただくこともあります。

もちろん、私は自分の会社でファンドをやっていますから、
お金を集めるのが仕事。で、経営者のみなさんはといえば、
当然ですが一般のサラリーマンの方々よりは資産をお持ちです。

・・・ええ、もちろんしますよ。営業!
なんか話が生々しいですけど。
しつこいですがお金を集めるのが私の仕事です^^;

で、これこれこんな形でファンドさせていただいています、
よかったら社長のお金、運用させてもらえませんか?
という事を言うわけなんですけど、

いい反応が返ってきたためしがないです。

もちろん、それなりに信頼はされているつもりですので、
「まぁ、付き合いでちょっとやったろか」ということはあっても、
積極的に投資するわ!ということには、ならないんですね。これが。

なぜだと思いますか?

私の営業力不足でしょうか。
いやいや、そもそもやっぱり私の事が信頼できないからでしょうか?
・・・その場合は致し方なしとして(汗)

一番の理由は、

「他人にお金を預けて殖やしてもらう、という考えがない」

に尽きると思います。

これは、十分な資産を持っているから、
と言う意味ではありません。

使い道が違うのです。お金の。
彼らは余剰資金が出たら、
自分のやっているビジネス・事業にお金を使うんですね。

考えてみれば当たり前です。
自分のやっていることに自分でお金を出せば、
リターンは全て自分のものです。

手数料をとられることもありませんし、
知らない間にお金が減っていることもありません。
何より、自分でやりたい事にお金をつぎこめるわけです。

もちろん、
リスクも100%自分でとらないといけませんけど。
成功も失敗も自己責任。
そもそも経営者の方と言うのは、
思考の内に「誰かに任せる」という観点が薄い人種が多いです。
だからこそ自分で商売してるわけですから。

そんな方たちにいくら「年○○%です!」
「元本7割まで確保します!」と頑張って営業しても、
響かないのは当然といえば当然ですね。
「ファンドなんてまどろっこしい!自分で儲けるわ!」ってなもんです^^;

これ、さらにステージが進んで、
その方のやっているビジネスがある程度成熟し、
事業に対する投資よりも余剰資金が上回ってくると、
また話が変わってきます。

ただ、そこまでの資産を持つようになると、
今度は積極的に運用、というよりも「資産保全」の方に
関心が向く方が多いですね。
海外に資産を移転(キャピタル・フライト)したり、
利回りは低くても確実性の高い案件に投資したり。

で、何が言いたいかというと、
「投資はやめて起業しましょう!」ではありません(笑)

むしろその逆です。

経営者の方にとっての事業というのは、
身もフタも無い言い方をすれば、
「お金を生み出す術」ですよね。

この「お金を生み出す」という行為を
100%自分の支配下における、
自分の意志でコントロールできるというのが、
起業する、独立してビジネスを営むということです。
「いくら儲けたいか」は自分で決めるわけですから。

リスクと言う観点で見れば、
「自分がとるリスクは基本的に自分で選択できる」
とも表現できますね。これは強いです。

だから、いらないんですね。
「投資して人に殖やしてもらう」なんてことが。
もっとダイレクトにやれるわけですから。

とはいえ、誰もが独立起業できるかといえば、
そうではありません。
もちろん能力的な部分での向き不向き、
適性はありますし、それ以外にも周囲の環境や
タイミング、運や縁も影響してきます。
もっと根本的に「やりたいかやりたくないか」もありますしね。

ならば「お金を生み出す術」という観点で、
次に選択肢に入ってくるのが「投資」だと思います。

私は資産の自己運用をおススメしていませんので
(その理由はメルマガで詳しくお話しています)
ここでの投資とは「誰かにお金を運用してもらう」ことを指します。

投資、という場合においてもやはり、
リスクは「自分で選択」します。
というより、自分がどんなリスクをとっているのか
把握できていないようでは、それは投資ではありませんよね。
ただのギャンブルです。

正しく情報収集し、
信頼に足る(リターンの確実性という意味ではなく)投資先を
見つけることが出来れば、
それは「お金を生み出す術」を一つ持てた、ということです。
つまり経営者にとっての「儲かる仕組み(事業)を一つ創りだした」
ことに等しいということです。

そして、投資する事の最大のメリットは
なにより「お金が働いてくれる」ということ。

たとえば会社に勤めておられる場合なら、
お金を得るために会社に自分の時間を提供するわけですから、
働いてるのは自分です。「自分の時間(+貢献度)の対価=給与」ですよね。

その間にも並行してお金が働いてくれるのが
「投資」というわけです。

「お金を生み出す術」は千差万別、多種多様ですが、
こんな見方もあるかな?と思い、記事にしてみました。

そんなわけで、近々独立起業されるご予定の無い方は、

是非弊社ファンドにも興味を持っていただけたら嬉しいです^^

・・・と最後は営業でしめてみました。
何度も言いますが、私の仕事はお金を集める事です!

ではまた~。

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