こんにちは。

昨日はリクルートOBである二人の先輩と会食をしてきました。

最初はイタリアン、二次会は本格的なルーレットのある北新地のバー

という、おっさん3人で行くには少々寂しいロケーションでした（笑）

先輩の一人は私の元上司で、複数の事業で成功され、

ご自身で経営される以外にも様々な会社の役員などに入って

おられる方。

もうお一人は人材関連の様々なビジネスを手掛けられている方。

ビジネス上のアドバイスを色々いただいたり、

自分の紹介できそうな人や案件をお話したり、

結構マジメに充実した時間を過ごしてきました。

ところで「虚業」という言葉をご存知でしょうか。

実体が無く、具体的なサービスや商品などの価値を生み出さない

ようなビジネスを批判的に表した言葉です。

私の携わる金融の仕事なども、

本来何らかの価値の対価として支払われるべき「お金」そのものが

商品であり、「お金でお金を殖やす」というような点で、

しばしば虚業だと言われます。

一方で今回お会いした先輩方たちのようなビジネスを

「実業」と呼ぶことがありますね。

そんな区別に果たして意味があるのか、

ここでこの定義にどうこう言うつもりはないのですが、

いわゆる「実業」をされている方のお話や、

価値観は自分も意識しておかないといけないなと感じています。

やはり実業をされている方の考えには、

「人」が中心に据えられていると思うからです。

金融が虚業だと言われる一つの理由に、

「顧客＝人」ではなく「顧客＝お金」と見てしまいがち、

ということがあるのではないかと思います。

今世間を騒がせているAIJ投資顧問のように、

多額のお金を動かしているとなおさら、その背後にある

顧客のことを忘れてしまいがちなのかなと。

私が投資家の皆様とできるだけ顔を合わせてお話したい、

と言うのには、そんな「実業志向」みたいなものが影響

しているのかもしれません。もともと営業マンですしね（笑）

今回新たに募集開始した「ファインドエッジ3号ファンド」

に関して、既に複数のお問い合わせをいただいています。

こちらも時間の許す限りは、

お会いしてご説明させていただきたいと思っています。

あ、もちろん会うのが嫌だという方に

無理やり会いに行ったりはしませんよ^^;

実業と虚業について、

少し考えさせられた昨晩の飲みでした。

ではまた。

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