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こんばんは。

イタリアの有名なカーデザイナー(カロッツェリア)である、
ピニンファリーナの名誉会長だった

セルジオ・ピニンファリーナ氏が亡くなられました。85歳でした。

エンツォやF40、テスタロッサといったフェラーリの代表作、
また世界一美しいクーペとも称されるプジョー406、
アルファロメオGTVなどなど、数々の名車を手掛けた、

カーデザイン界の巨匠です。

また、エンツォを直接デザインしたのは、
当時ピニンファリーナに在籍していた日本人、
奥山清行氏でした。「フェラーリをデザインした初めての日本人」
として話題になりましたね。

日本のクルマは完全に「工業製品」ですので、
カーデザインを手掛ける有名な会社と言うのは少ないですが、
イタリアなんかだと、デザインはこうしたカロッツェリアの仕事であることが多いです。

ピニンファリーナ以外にも、ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインや、

ベルトーネ、ザガート・・・沢山あります。

これは、クルマが単なる移動のための「実用品」なのか、
あるいは自己表現のための「嗜好品」なのか、
育んできた文化の違いなのでしょう。

優劣はつけられませんが、
私はもちろん後者が好きです(笑)

折しもピニンファリーナの母国イタリアが加盟するユーロは、
本日ECB(欧州中央銀行)が政策金利を過去最低水準へ引き下げました。

ECBとしては行動せざるを得なかった、といったところでしょうが、
さてどの程度の効果が出るのか、注目ですね。

とりあえずユーロは思いっきり下げてます。
ユーロがこの先立ち直れなければ、
ピニンファリーナのようなイタリア伝統のカロッツェリアが、
アジアの巨大資本に身売り、なんてことも起こるんでしょうかねぇ・・・

考えたくはないですが。

ではまた。

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