こんにちは。

 

最近読んだ本から一冊ご紹介。

 

 

タックスヘイブンとか、

オフショアと言ってすぐに イメージできる人の方が少ないかと思いますが、

ちょっと前にAIJ投資顧問の年金喪失事件があった時、

主に運用していたファンドがタックスヘイブンの代表格である

「ケイマン諸島」籍でしたね。

 

あ、ちなみにタックスヘイブンのヘイブンは、

「haven」で、天国の「heaven」ではありません。

ヘイブンは「避難所」といった意味です。

 

本書ではこのタックスヘイブンを軸に、

世界経済の「ホントの姿」を描き出そうという主旨です。

 

いわゆるオフショア籍のファンドや投資会社はもちろん、

「ゴルゴ13」愛用のスイス、リヒテンシュタイン、

シンガポールや香港、そしてロンドンのシティやキプロス・・・

世界中の裏に表に張り巡らされた金融ネットワークの仕組みを、

ちょっとだけ知ることができます。

 

出てくるのは世界各国の銀行、政府機関、そしてマフィア、

さらにはカトリックの総本山たるバチカンまで。

 

読むと色んな意味で「みんな同じ穴のムジナじゃん！」となるかも(笑)

 

よかったらご一読を。

 

ではまた！

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