こんばんは。

 

いやはや日本も物騒ですね。

「餃子の王将」の社長さんが会社の前で撃たれて亡くなられる、 という事件が昨日ありました。

 

「王将」と言えば、学生時代に関西に出てきてからお世話になりっぱなしです。

社長さんのことはあまり存じ上げませんでしたが、

一代で国内600店舗、年商700億円の巨大チェーンに育て上げた辣腕経営者だそうです。

 

で、昨日はマスコミさんが一斉にこの話題を取り上げました。

なんかうすら寒い気持ちになったのは、

会社周辺や社長さんの自宅周辺で近所の方へ行われていたインタビュー。

 

皆さん口々に、

 

「トラブルを抱えるような人じゃない」

 

「礼儀正しく控えめな人」

 

「子供にも優しかった」

 

「恨まれるようなことがあるわけない」

 

・・・と社長さんの印象を語っていました。

そうか、じゃあ金目当ての身勝手な犯行なんだろうな・・・ 逆恨みなのかな・・・

テレビを見ているとついついこうなります。

 

でもこれですね、別に社長さんの友達でも知り合いでもなんでもない、

ただの「ご近所さん」のお話なんですよね。

 

「で、だから？」としか言いようのない意見ばかり。

 

自分の近所に住んでいる方の個人的な事情や、

仕事上の色々な状態なんて、どれくらいわかります？

 

それが、沢山のインタビュー垂れ流されることで、

なんとなく既定の印象のようになってしまう。これ怖いですよやっぱり。

 

誰の責任にもならない軽～いふわふわした言葉が、

集まると何がしかの意味を持ってしまうという。

 

「いい人」と思わせるのも「なんかやってそう」と思わせるのも、

報道のさじ加減一つなんですよね。

 

いや、誤解してほしくないんですが、王将の社長さんがどうこうという話ではなく、

マスコミさんの荒い報道っぷりが何ともしっくりこないと思うだけなんです。

 

ああいう取材を受ける機会があったら、

「わからないんでノーコメントです」で通そうと思いました^^;

 

ではまた。

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