こんにちは。
前回の記事でご紹介した、
FXの自動売買検証サイトの運営者さんとのお話の中で、
もう一つ興味深い話題がありました。
それは、自動売買ソフトを購入する方たちのこと。
ソフトを購入して、ご自分のお金を運用するということですので、
これは立派な投資(もしくは投機)なわけですが、
その投資に対するスタンスとして「ん?」と思われる方が
少なくないということでした。
それはサイトで紹介した自動売買ソフトが、
残念ながら損失を出してしまった時。
「お前のサイトで紹介したソフトを使ったら損したぞ!」
「勝てるって言ってたのに!」
「損するなんてこのソフトは詐欺だ!」
「謝罪の記事を書け!」
・・・はい。これ全て論外です。
しかもこうしたクレーム、一回でも損を出した時点で
言ってこられる方がかなりいらっしゃるとのこと。
当たり前ですが、勝率100%の投資は存在しません。
自動売買にしても同じことです。
運用開始のタイミングによっては、
たまたま最初に損失を出すケースももちろんあるでしょう。
そのまま継続して運用していれば、
ちゃんと検証された自動売買ならいずれ損失は取り返すでしょうし、
不幸にもそのまま損失を膨らませたとしても、
それはそのロジックが相場にあわなくなってしまったということで、
これも全く無い話ではありません。
そしてその責任は、最終的に誰が負うのか?
ソフトの販売者でしょうか?それともそれを進めたサイトの管理人?
・・・もちろん違います。
他ならぬ、その自動売買ソフトを使う事を決断した、
購入者ご本人の責任です。
言い切ってしまいましたが、
投資とはそういうものであると認識して行うべきです。
結果は全て自己責任としてとらえる。
自分が許容できるリスクの中でしか、投資はしない。
損失が出たからと言ってそのソフトの紹介者に
クレームを入れるようでは、投資に向いているとは言い難いですね。
ましてやそれを「詐欺」よばわりするのは間違いです。
クレームをいれてはいけない、と言っているのではありません。
投資の結果としての単純な損失に対して、誰かに責任を問うのは
誤りだという事なのです。
「損失=詐欺」ではありません。
投資は損失がでることもあるものです。
損失と利益を繰り返しつつ、結果的に資金が増えていれば
それで「良し」とする、というものですよね。
「詐欺」とは元々購入者に損をさせてでも自分が稼げれば良い、
という故意に行われるもので、単純に投資の結果として
損をすることとは全く違うものです。
ただの損失と詐欺、この区別がついていない方が沢山いらっしゃると、
そのサイトの運営者さんは嘆いておられました。
しかしながら一方で、前回の記事でも書いたように、
「本当に使える自動売買はたった2%」という悲しい現実もあります。
投資の初心者でも簡単に稼げるかのようにうたっているものや、
手を変え品を変え次々と新しい商品を売りつけてくる業者も
少なくない中、全てが購入者の責任であると断じるのも酷な気もします。
この現状はFXの自動売買ソフトだけに言えることではなく、
そのまま投資の世界全般にあてはまることです。
結局「そうそううまい話はない」と言う前提で、
自分の身は自分で守るしかなく、信頼できる情報元から
しっかり情報収集をし、許容できるリスクを明らかにし、
十分納得した上で投資を行い、
不幸にも損失が出た場合もそれを受け入れる。
それができない場合は、投資はしない。
この心構えができた上で、短期の結果に一喜一憂せず、
長い目で自分の資金を運用できる方が、
最終的には利益を得るのだと思います。
ファンドを運営する側の私としては、
投資家の皆様に正しい判断をしていただくべく、
正確で詳細な情報提供、そして想定外の損失を出さないための
堅実な運用体制を構築することがミッションであると考えています。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【無料レポートVol.1】
有料級の無料レポート『find the edge ~投資ファンドが教える投資の真実~』
をお読みになりたい方はメルマガの登録(無料)をお願いします。
メルマガでは普段ブログでは書けないファンドの裏側、 投資についての裏話もお話しします。
無料メルマガ登録はこちらから。
【無料レポートVol.2】
ファインドエッジがお送りする退職金運用レポート
老後の必要資金1億5500万円。あなたはどうやって作りますか?
ファンド運営者ならではの視点で分析・ご提案いたします。
「退職金運用レポート」 無料ダウンロードページはこちら
↓よかったら、ランキングクリックもお願いします↓
投資信託 ブログランキングへ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
最近のコメント