おはようございます。

今日はマーケットがお休みですので、

「投資の真実を知る」シリーズです。

おそらく当ブログでは、

今のところこのシリーズが一番お役立ち度は高いかと(笑)

FXのシビアな部分ばかりお伝えしていますが、

そろそろ目を覚ましていただけそうでしょうか。

まだまだいきますよ。

マイナスエッジだらけで、ハイリスクハイリターンであるFX。

常識的に考えれば、そこに財産をつぎ込むのは、

あまり賢明とは言えませんよね。

それはご理解いただけたことと思います。

それでも、FXに参入する個人投資家が後を立たないのは、
どこかで「自分だけは違う」

と思ってしまう心理があるのかもしれません。

では本当のところ、FXのマイナスエッジを克服し、
相場で生き残り続けている人は存在するのでしょうか？

ある信頼できる筋の情報によりますと、

多くの個人投資家がＦＸに参加している中で、
利益を上げているのは、ズバリ「10％」程度に過ぎません。
やはり巷に良く言われている事は事実みたいです。

さらに驚くべきことに、

その10％とて単にプラスになっているだけで、
生活できる位稼いでいる者は3％にまで絞られるそうです。

よく書籍などで月100万とか、

億を稼いだとなどという話を聞きますが、

あれは真実ではないようです。

とはいえ正確には、1％未満で存在しているとか。

しかし、それすら中身を見てみると、

毎月コンスタントに100万もの利益を

上げている者は皆無なのです。

そして、ここがミソなのですが、

億を稼いだトレーダーがそのままトレードを止める

(つまり勝ち逃げする)ことはありません。

すなわち、必ず大きく資産を減らしてから市場を去っていきます。

つまり現実問題として、ある一時ではなく、

継続的に億を稼ぐようなパフォーマンスをあげるトレーダーは

まずいない、という結論になってしまいます。厳しい現実ですね。

とある証券会社に勤務する、いわゆるプロトレーダーが、

「顧客が100万口座に入れるたび、

かわいそうに100万の資産を失うのか、と思っていた」

と語るのを聞いたことがあります。

そして実際その通りになることがほとんどなので、

心底やるせなくなるとも言っていました。

このような現実を、どう受け止められますか？
非現実的な夢を抱き、安易にＦＸに参入する人に対して、

私はあらためて警告します。

ＦＸ会社のＣＭや雑誌広告で語られる美辞麗句、

甘い言葉の数々は、証券会社が自社の利益を獲得するために

真実を隠して顧客を煽るための方便にすぎません。

成功例のうまい話が全体の9割を占めていること自体が

真実と全くの逆なのです。

ＦＸ業者やアナリストや証券会社の社員が、

何故ＦＸ専業にならないのか？と考えてみたことはありますか？

そうすれば通勤地獄や上司や人間関係に煩わせられることもありません。

そして少なくとも一般の個人投資家より

はるかに知識や情報も持っているのに、

ＦＸ専業どころかトレードをしている者すらほとんどいない。

これは何故なのでしょうか？

もうお分かりですね。

それは「ＦＸで利益を出すことができない」

ということを知っているからです。

だからトレードをせず、会社勤めをしたり、商材を販売したり、

アナリストをしたり、セミナーを開いたり、

本を執筆することで生計を立てているのです。

その方が損をせず儲かるからです。

トレードで儲けられるのなら、わざわざそんな事はしませんよね。

トレードだけしていれば良いし、

赤の他人にそれを公開する必要もないのです。

しかし個人投資家は、金が絡むと盲目になってしまい、

儲け話に乗ってしまいます。

それが儲けることのできない儲け話ということは

簡単に解りそうなものなのにも関わらず、

目の前にうまい餌があると、

罠があるのを考えず飛びついてしまう。

これが現実です。

しかし、ＦＸに興味を持った多くの人にこの話をしたとしても、

頭では理解しながら、それでもＦＸに入り込んでしまうのです。

自分だけは違うと思うのか、現実的でない夢ばかり見てしまい、

そして実際に大きな損失を出した後、初めて事実に気づくのですね。

実際に痛い目に合わないと解らないということはとても残念なことです。

さらに残念なことは、

私自身の失敗体験をこれからＦＸを始める者に伝えても、
一応聞いてはくれるが、やはり同じ失敗をし、

負の連鎖は断ち切られないということです。

つまり結論としては、

「ＦＸはしない方が良い」ということになってしまいます。

実際そうなのかもしれません。

儲けるためには？というベクトルで動いている為、

ほとんどの人が負けるという事実を忘れがちです。

また、そうならないためには？

という趣旨の情報がほとんどなので、
これに従えば儲けられると

安易に考えてしまうのかもしれません。

またも長くなってきたので、続きます。

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