「資産を守る」ファンド社長 土居純のブログ

どこまでリスク?

2014.01.20

2014-01-16 21.59.30 HDR

こんばんは。

 

一連のフィリピン不動産のお話に関して、

リスクとしてはどんなことが考えられるでしょう。

 

比較的「固い」とされる不動産投資ですが、 いくつか想定できます。

 

一番は、そもそも「物件が建たない」というリスク。

はぁ?と思われるかもしれませんが、

情報のみが先行することが多い海外不動産では、たまにある話です。

 

この点については情報元が確かであるのと、

何より実際この目で予定地や先行プロジェクトを視察できたので、

ほぼクリアになりました。

 

次にあるのが「思ったより価値が上がらない(値上がりしない)」というリスク。

この要因は多岐にわたりますよね。 まず周辺の開発が予定通り進まなかった場合。

物件の価値が下落するような何らかの要因が発生した場合。

極端な話、物件内で事件が起こるとか火災が起こるとかその類のことです。

 

もう少し広く見れば、フィリピンのカントリーリスクは考えられます。

天変地異や政変などで経済成長が鈍化した場合、などですね。

 

こうした要素をどのレベルまで「リスク」ととらえるか、

というのは投資家個々人の判断になりますが、

個人的にはカントリーリスクまで考えだしたら「キリがない」と思います。

 

主に自分がコントロールできないものをリスクと呼ぶわけですが、

かといって起こるかどうか誰にもわからない天変地異などを 過剰に心配することは、

機会損失につながりかねませんし、 投資家のメンタリティとしては、ふさわしくないと思います。

 

100%安全、ということがあり得ない以上、

どこかで割り切って「オリャッ」とリスクテイクするのが「投資」です。

 

そんなことを考えました。

 

ではまた!

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