こんばんは。
ビジネスというものの良し悪しを判断したり、
将来性を考えたりするときに、そのビジネスが
「そもそもどうやって儲かっているのか?」
「事業を運営する会社の利益はどこから出てくるのか?」
ということに着目するのはごく当然ですよね。
では、弊社のようなファンド運営会社は、どうやって儲かっているのでしょう?
はい。簡単ですね。
運用した結果出る、運用益の中から、
会社としての利益をいただいています。
ザックリ言いますと、運用益は
1.投資家の皆様にお支払する分配金(利回り)
2.運用者に支払う運用報酬(パフォーマンスフィー)
3.運営会社の利益
という3つに分けられます。
1と2を支払った後の残りが3、
弊社の利益ってことです。
何度か記事でも書いていますが、
弊社は「絶対収益追究型」のファンドを運営しており、
手数料で儲けようなどとは思っていませんので、
シンプルに運用益が大きければ大きいほど、
それに正比例して会社の取り分も大きくなるというわけですね。
そんな観点でみますと、
まだまだ世間を騒がせているAIJ投資顧問は、
一応「同業者」と言えなくもないのですが(汗)
どうも同社に関するニュースは切り口が曖昧というか、
ズレたものが多いですね。
AIJの社長が年間7000万の給与をもらっていたそうです。
それと管理報酬を45億円とっていたみたいですね。
同社は企業から預かった約2000億円を運用していましたから、
パーセンテージで言うと運用資産の0.035%が年収。
管理報酬は運用資産の2%強。運用期間の10年で割れば0.2%と少し。
この率自体は、特に高くありません。
管理報酬は、普通の投資信託でも年1%弱程度はとりますし、
年収などは、むしろ2000億運用の会社のトップとしては
少ないといってもいい額です。
ゴールドマンサックスの平均ボーナスが
6000万円と言われていますからね^^;
ちなみに額の話だけすれば、
世界一のファンドマネージャーの年収はウン千億というレベルです。
AIJの場合は、大幅な損失が出ているのに虚偽の運用報告をして
顧客をだましていた、という背信行為の部分が何より問題なのですが、
どうもニュースを見ていると年収7000万円とか、
管理報酬45億円とか、わかりやすい数字を並べて見ている人の
嫉妬心を煽っているだけというか、いかにもワイドショー的、
ゴシップ的解釈だなと感じます。
この報道では日本人の金融や運用にに対する
イメージが悪くなるだけで、百害あって一利無しかなと。
で、あげくの果てには某局のニュースで、
「AIJが受け取るこうした報酬や手数料は、
客から集めた資金に比例して増える仕組みになっていたということです。」
と、のたまう始末。はあ・・・。
資金量に比例して報酬が増える。
ファンド運営では普通のことですからね、これ(笑)
そこじゃないんです。
お金をもらい過ぎたから悪いのではなく、
ウソをついたから悪いのです。
ここ、見誤ったらダメです。
AIJのやったことにフォローできる余地はありませんが、
「投資=なんか悪い事してるだろ」というフィルターで
今回のニュースなどをみている限り、
いつまでたっても日本は金融後進国のままです。
ではまた!
有料級の無料レポート『find the edge ~投資ファンドが教える投資の真実~』
をお読みになりたい方はメルマガの登録(無料)をお願いします。
メルマガでは普段ブログでは書けないファンドの裏側、
投資についての裏話もお話しします。
どんなファンドがいいの?悪いの?
なんて話も書いていけたら、と思っています。ぜひご一読を!
メルマガ登録者の皆様の質問にもお答えしていきます。
無料メルマガ登録はこちら から
↓よかったら、ランキングクリックもお願いします↓
【無料レポートVol.1】
有料級の無料レポート『find the edge ~投資ファンドが教える投資の真実~』
をお読みになりたい方はメルマガの登録(無料)をお願いします。
メルマガでは普段ブログでは書けないファンドの裏側、 投資についての裏話もお話しします。
無料メルマガ登録はこちらから。
【無料レポートVol.2】
ファインドエッジがお送りする退職金運用レポート
老後の必要資金1億5500万円。あなたはどうやって作りますか?
ファンド運営者ならではの視点で分析・ご提案いたします。
「退職金運用レポート」 無料ダウンロードページはこちら
↓よかったら、ランキングクリックもお願いします↓
投資信託 ブログランキングへ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
最近のコメント