こんにちは。
アメリカの金融大手、ゴールドマン・サックスの元従業員が、
同社を批判する手記をニューヨークタイムズに寄稿したそうです。
ロイターによると、その内容は
「容赦なく顧客を食い物にする姿を見て気分が悪くなる。
この1年で5人のマネジングディレクターが自分の顧客を
『muppet(操り人形、英国では「愚か者」を意味する俗語)』呼ばわりしていた」
と、真実であれば中々にショッキングな内容です。
もちろんゴールドマン・サックスは「同意できない」として、
猛反論していますが、同社の株式は3.3%下落し、
事の重大さを物語っています。
あくまでこのニュースが真実であれば・・・ですが、
金融業界の本性と言うか、とってもコワいお話ですね。
真偽はさておいても、示唆に富んだニュースであるとは思います。
ここでいうゴールドマン・サックスの「顧客」とは、
同社で資産の運用をしている投資家です。
同社は富裕層を中心とした顧客が持つ多額の資産を預かり、
総資産は70兆円以上とも言われ、社員の平均ボーナスが6000万円以上
(もちろん、一部の超・高額報酬を受け取る人たちが平均を押し上げています)
という報酬水準の高さでもよく話題となります。
全てが桁違いのお金が日常的に動いている。
そんな中に身を置いていると、いつしか顧客が人間ではなく、
札束に見えてくるのかもしれません。
「愚か者」などという言葉は、そうした感覚からしか、
出てくることはないように思います。
同じ金融業界の末端に携わる者として、
このニュースは戒めとしなければいけないな、と感じます。
我々が運用する資産は、一般の方から見れば
大きな金額になりますが、それはどこかから降って湧いてきたものではなく、
ましてや運用する人間が作り出したものでもありません。
投資家の方一人一人の大切な資産であるという事。
投資家の方の満足無くしては、
我々の成功もあり得ないという事。
何か品物を購入いただいて、対価をいただくわけでもなく、
ただ「お金を殖やす」というシンプルなビジネスであるだけに、
なおのこと投資家の皆様とのつながりを疎かにすべきではない、
思い上がってはならない。
そう感じます。
ではまた。
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