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こんにちは。
東日本大震災から丸二年が経ちました。
発生時刻の14時46分には、黙祷をさせていただきました。
あらためて、亡くなられた方のご冥福と、
被災された方々および被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
大阪にいた私は、自宅マンションが驚くほど揺れたくらいで、
幸いにも被災しませんでしたが、オシゴト関係の方々が大勢帰宅難民になったり、
関西に避難してこられたりしていたのを思い出します。
1995年の阪神大震災の時は大学生で京都に住んでいましたが、
一人ぐらいのアパートが停電したくらいでこちらも幸いにして大事には至りませんでした。
こうした大災害では「想定外」という言葉がよくつかわれますが、
「想定外＝可能性ゼロ」ではない」ことは、念頭に置いておかないといけませんね。
起こる時には起こるものであると。
さて、2年前の3月。私はと言えば、まさしく今の事業の出発点に立っていました。
2月に近畿財務局に対して「適格機関投資家等特例業務」の届出を出し、
いよいよ「ファインドエッジ1号ファンド」の運用を開始しようかと言うタイミング。
この1号ファンド。4月から運用開始になっていますが、
実は本来ですと3月から始める予定でした。
それが資金移動やらなんやらの都合で、一ヶ月後ろ倒しになったのです。
当時は「一ヶ月伸びるのは痛いなー」と思ったのですが、
その矢先の東日本大震災。金融市場は大混乱をきたしました。
この影響からオプション取引などで多額の立替金が発生した
ひまわり証券がほとんどの証券事業から撤退した、なんてニュースも記憶に新しいですね。
今でこそ事業投資メインの1号ファンドですが、
運用開始当初はFXなどの比率が高く、予定通り3月に運用開始していたら、
まさしく「想定外」の事態にいきなり見舞われていたかもしれません。
私自身が特に強運の持ち主だとは、普段はあまり考えていませんが、
この時ばかりは「俺、なんかもってるかも」と思ったのを覚えています(笑)
「想定外は起こるもの」「絶対は絶対に無い」と肝に銘じた2年前。
震災の記憶と共に、金融に携わるはしくれとして、
忘れてはいけない事だと再認識する日でもあります。
ではまた。
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