「資産を守る」ファンド社長 土居純のブログ

投資・マーケット用語集 【な行】「日銀文学」

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こんにちは。

昨日、日本銀行の金融政策決定会合が開催されました。

その中で9年半ぶりとなる二か月連続の追加金融緩和が決定され、
国債などの資産買い入れ額は11兆円増の91兆円となりました。

マーケットの反応としては織り込み済みの中でも最小レベルの緩和だったことにより、
いわゆる「セル・ザ・ファクト(噂で買って事実で売る)」「失望売り」が出て、
日経平均は前日比マイナス87円36銭の8841円98銭で終了しました。

ただし今回は政府と日銀が共同で文書を出すという異例の発表であったため、
さらなる緩和策への期待感から下値は限定された印象で、
本日は再び反発、8900円台に戻しています。

・・・と言う感じの記事は、ごまんとありますので、
ここではこれ以上触れないでおきます^^
書いてても全然面白くありませんし(笑)

このニュースに関連して久々にマーケット用語集ということで、
今回取り上げるのは「日銀文学」です。

【日銀文学】

毎度毎度気になるのは、日銀さんが繰り出す景気判断の文言。
あまりの解かりにくさにこの文言が「日銀文学」と揶揄されています。

「緩やかに持ち直しつつある」


「持ち直しの動きが一服している」


「弱めの動きとなっている」

ちなみに今回は前回の「横這い圏内」という表現から、
「弱含み」に変わり、表現としては下方修正されています。

・・・横這いの圏内ってどこからどこまでなんやろ?とか、
弱含みって「弱い」よりもちょっと強いってことなん?とか、
いやはや日本語と言うのはかくも繊細な言語なのかと感心させられます。

とはいえ、文学というのは言葉を駆使して読者に何事かを伝えるためのものですから、
日銀さんの、

「伝えたようで実は何も伝わっていない」


「何か言ってそうで実は何も言っていない」

景気判断の表現を文学に例えるのは、なんだか失礼な気もします。

結局はこれは誰に向けた情報なんでしょうねぇ?
当事者以外理解できない表現を読み手それぞれが解釈し、
新聞やテレビでそれぞれに報じて、視聴者や読者もそれぞれに理解したような、
しないような気持ちで聞いている。

なんとなーく、すっきりしない雰囲気が蔓延して、
「やっぱり景気、悪いよねぇ」と。

なんかバカバカしいですよね。
どうせ曖昧ならポジティブな表現以外禁止するとか(笑)

「景気はここから持ち直す以外考えられません!」とか、

「強含む一歩手前です!!」とか、

「持ち直していないとはとても言えない状態です!!!」

なーんて言っといても問題なさそうな。
どうせ誰も責任とらないんですし。どうでしょ?日銀さん。

一市民の感想でした。

ではまた~。



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