こんばんは。

一連のオリンパス騒動の最中、

ゴールドマンサックスのグループが実に6.67%の

オリンパス株を保有しているというニュースが出ていましたね。

ゴールドマンはいち早く、オリンパス株の空売りをしかけ、

その後株価は暴落。底値の近辺で絶妙な買い戻しを行いました。

この取引だけで20億円超の利益を出したとも言われています。

その結果としての6.67%の株式大量保有ですが、

もちろんゴールドマンは長々この株を持っているつもりはないでしょうし、

いやはや、えげつないやり方ですね。

もちろんゴールドマンとしては、

何らかの根拠があってこの取引を行っているわけで、

いったいどんな情報をつかんでいたのか？

まあ、私の仕事は詮索することではなく、

投資家の皆様に利益をお返しすることですから、

もっともらしい理由付けは経済アナリストの方々にお任せしましょう。

今回の一般投資家をあざ笑うかのような一連の出来事を見て、

「鬼畜だなゴールドマン」

「取引担当者はいくらもらったんだろ」

一般人である我々は、ついついそんな感想を持ってしまいますね。

いかに我々が努力して情報収集し、世界情勢や国内情勢など

様々な経済状況を分析し、もっともらしく相場を予想したところで、

今回のゴールドマンのようなビッグプレイヤーには到底太刀打ちできません。

情報収集力も、分析力も、何もかも及びませんから。

悲しいかな、我々は「持たざる者」である、

まずはそれを認識しなければなりません。

分析や予想はもちろん必要ですが、信頼し過ぎず、

依存しすぎないことです。それよりも大切なのは

「目の前の値動きに機敏についていくこと」だと思います。

一般投資家は「寄らば大樹の陰」。

ビッグプレイヤーにくっついていき「おこぼれ」をいただければ、

それでよしとしなければなりませんね。

弊社ファンドも、こうした「身の丈」を忘れることなく

利益を追究してまいります。

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