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こんにちは。

昨日、格付け会社大手のフィッチ・レーティングスが、
日本の格付けをAA-(ダブルエーマイナス)から、
A+(エープラス)に引き下げました。見通しはネガティブ。
先行きは明るくありませんよー、ってことです。

マーケットの反応は薄かったようですね。
私はこうしたニュースを聞いた時、
それが今、市場にどのような影響を及ぼすか、
ということよりも、このニュースはなぜこのタイミングで
発表されたのか？ということに意識を向けるよう心がけています。

基本的には、一般人の我々が一番後でこうした
ニュースを知るわけですし、大きなところでの影響は
既に市場には織り込み済みであることが多いです。

また、何度もお伝えしているように、
弊社のファンド運用にとって大切なのは、
個々のニュースで先々の予測を立てる事では無く、
ニュースの結果動いたマーケットに機敏に反応することですので。

そんなわけで、
なぜ今、このニュースが発表されたのか？
どの国の誰が、どんな思惑で発表したのか？
という大きな視点で捉えておきたいなと。まぁそんな感じです。

ある筋からの情報によりますと、
昨日、今日で行われた日銀の金融政策決定会合で、
追加金融緩和を打ち出すための格下げではないか？という
見方もありましたが、発表では現状維持のようですね。
この後、白川総裁の会見がありますが、果たして。

しかしいつも思いますが、
格付け会社って何様なんでしょう？
他者を評価することがお金になるなんて、
なんて楽しい商売なんや、と思うのは短絡的でしょうか(笑)

とはいえこのフィッチ、ロンドンとニューヨークが本拠地の
一民間企業にすぎません。その民間企業がここまで多大な
影響力を持つというのは、やっぱり空恐ろしいです。

しかも格付けの内容や発表タイミングにイギリスやアメリカ政府の
思惑が入っていないわけもなく、なんだかヘンな仕組みだなあと思います。

格付け会社についての過去記事はこちら。

さて私はと言えば昨日、東京から大阪に戻ってまいりました。
2日間の東京出張でお会いした方はちょうど計10名。

運用者の方やアドバイザーとの打ち合わせが3件。
ずっとお世話になっている社長さんとのナイショのお話(笑)が1件。
投資相談会が2件等々・・・。

有意義で濃ゆ～い2日間でした。
最後に東京駅で「まぜそば」なるジャンクフードを食し、
思いっきり胸焼けしながら新幹線に乗りました。歳ですねorz

画像を見ただけでうっぷ・・・となるジャンクさです(笑)

無料投資相談会では、退職金運用についてのご相談や、
他社の運営するファンドに関するトラブルのご相談などをお聞きしました。
やはり金融業界は恐ろしいところです・・・自分もその真っ只中ですが^^;

個別の相談内容については、あらためて記事にします。
少し込み入った内容はメルマガでの配信になるかもしれませんので、
よかったらそちらもご購読くださいませ。

ではまた！

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