こんにちは。

私はクルマが好き(乗るのも見るのも)なのですが、

「40歳までにランボルギーニに乗る」

という個人的な目標を設定しています(笑)。

最新型の「ランボルギーニ・アヴェンタドール」は、

日本円で3969万円・・・家買えますね。

でも魅力的なんです・・・他のスーパーカーには無い

見た目のファナティックさというか、自動車離れしているというか。

今はドイツのフォルクスワーゲングループの

アウディ傘下(ややこしいですね^^:)になっていますが、

エッジのあり過ぎるクルマづくりは健在です。

有名なカウンタック(実際は"クーンタッシ"みたいな発音らしいです)や、

ディアブロ、ムルシエラゴ、ガヤルドなど・・・

その名前は主に伝説的な闘牛からとられているそうです。

エンブレムも「ライジングブル」と言われる猛牛のマークになっています。

ちなみに、よくランボルギーニの独特な開き方をするドアを、

「ガルウィング」という人がいますが、これ間違いです。

ガルウィングはその名の通り翼のように上に跳ね上がるタイプのドア。

ランボルギーニの前に跳ね上がるタイプのは「シザース(はさみ)ドア」

と言います。豆知識でした。

そんな、どこをとっても特徴的なランボルギーニが先日、

なんとSUVを発売すると発表しました。

SUVは「スポーツ・ユーテリティ・ビークル」の略で、

レンジローバーとか、国産車でいうとランドクルーザーみたいな

タイプのクルマを指します。

ランボルギーニはご存知のとおり、

スーパースポーツカーのメーカーですから、

これまでの車種とは似ても似つかない形ですよね・・・

これにはもちろん、本体であるフォルクスワーゲングループとしての

戦略があるのでしょうが、それでもかなり思い切った経営判断です。

有名なところでは、ドイツのスポーツカーメーカーである

ポルシェが「カイエン」というSUVを大ヒットさせましたので、

ランボルギーニもこうした成功を狙っていると思われます。

しかしながらランボルギーニといえば、

あの独特なプロポーションともはや公道では不要なほどの

バカっ疾さ、何よりも「スーパーカー一筋」というのが

ブランドであり、強みでもあるわけですから、

SUVを発売するというのは、ランボルギーニの「ブランド」

という観点からはリスクもかなりあるはずです。

「ブランド」とは「価値観」であり「約束」です。

「ランボルギーニはスーパーカーを作り続けます」という

「約束」があるからこそ、そこに共感する人がランボルギーニの

オーナーとなるわけですね。

国産車に足りないのは、この「約束」だと思うのです。

「売れるクルマなら何でも作ります」というのは、

目先の経営上は正しいですが、「ブランド」は育ちませんから。

ロイターによると、アメリカにある世界最大の

ランボルギーニ・オーナーズクラブの会長がこう述べています。

「ＳＵＶはかっこいいかもしれないが、

地球上で最速かつ見た目も過激でなくてはならない」

「もしＢＭＷ　Ｘ５のようなありふれたモデルが出てきたら、

それは裏切りだ」

まさしく「約束が違う」ということなのでしょうね。

「過激なスーパーカーしか作らないメーカー」

のクルマに乗っているのか、

「ありふれたSUVも作ってるメーカー」

のクルマに乗るのかでは、

オーナーのステータスは全く違うものになりますから。

まぁ単純に、どんなクルマが発表されるのか、

私自身は楽しみですが・・・というより、早くオーナーになって、

「それは裏切りだ」なんて言ってみたいものです(笑)

正真正銘、全くの雑談でした。

ではでは。

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