「資産を守る」ファンド社長 土居純のブログ

投資の真実を知る。 その8 ~そしてあなたはどうする Part2~

こんにちは。

前回の続きです。

前回の記事はこちら。

さて、色々考えてみても、

「FXはやらないほうがいい」という

身も蓋もない結論にいきついてしまいます。

どうも話が暗くなってしまいました。

ただ、これだけでは悲しいので、

「それでもFXで利益を出したい」という方に、

一つだけアドバイスをさせていただきます。

といってもやはり厳しい言葉にはなってしまいますが。

例えば、証拠金100万程度で

専業になろうとするトレーダーがいます。
当然ある程度勝てる手法を持って参入してくるのですが、
あえなく全資金を無くし、市場から撤退していきます。

なぜなら100万の元手だと、月30%程の利益を出さないと

生活していけないからです。

これは明らかにハイリスクなのです。

いくら勝てる手法を持っていたとしても

その資金量では無理があります。少なすぎるのです。

プロの証券ディーラーでも、
年率で30%あれば優秀な分類に入ると言われています。

なのに毎月30%は稼げるわけがありません。

しかも、生活がかかるとさらに無理をしてしまいます。

プロトレーダーなら月マイナスになっても、

年に10%のリターンが得られれば良しとされますから、
これに比べればいかに無謀なトレードかが解るというものです。

また、市販本や情報商材の売り文句を鵜呑みにし、

億や月100万を稼ごうと夢見て参入する
トレーダーも後を断ちませんが、

全員半年以内には退場しています。
私は今まで、夢をかなえたトレーダーを見たことがありません。

一攫千金を求めてFXに参入するのは宝くじと同じなのです。

宝くじには数十万もかけないのに、

FXでは平気で数十万どころか

百万単位で始めるのはなぜなのでしょう?

もし夢を見て参入するのなら、絶対に思いとどまることです。

ではFXで利益を得ることはできないのでしょうか?

いえ、無理ではありません。

宝くじの様にいちかばちかで大枚を建玉し、
大きく利が出たらそこで勝ち逃げすればよいのです。

それでも確率は低く、たとえ利益を出したとしても、

そこで勝ち逃げできないのが人間の悲しい性なのですが。

ならばもう一つ、強いて利益のでる可能性があるとすれば、

逆に長期で見るしかありません。

プロのディーラーがなんとか会社に利益をもたらせられるのは、

年10数%の利益しか求めていないからなのです。

もっと極端に言えばトレードをするノルマはあるものの、

減らさなければいいのです。

それさえ出来れば自身の給与は保証されます。

だから大きく勝とうとはしません。

むしろ負けないように、マイナスにしないためには

どこでトレードするかしか考えていません。

プラマイゼロで大満足というわけです。

そして自分の資産ではないので大きく獲れても嬉しくはなく、
マイナスが出ても残念ではなく、

淡々と損切りし、トレードしているだけです。

これを個人投資家にそのままあてはめることはできないまでも、

少なくとも勝とうとしてトレードしている限り

利益を得ることはできないでしょう。

負けないように、

いかに資産を守るかということを考え長期的に考えれば、

おのずと資金が増えているものなのです。

知人で長期間毎年利益を上げているトレーダーがいますが、

その方は証拠金に対して驚くようなリターンではありません。

しかし最終的には毎年利益をあげてFXを続けています。

彼は一時の過剰な勝ち負けではなく、

長い目でトレードをしているように見えます。

個人投資家が継続的に利益を得られるのは、

運以外ではその方法しかないように感じます。

かなり厳しい話になってしまいましたが、

甘い話ではない所に、真実はあるのかもしれませんね。

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