株式会社 ファインドエッジ 代表取締役
土居 純(どい じゅん)プロフィール
1974年10月19日高知県高知市に土居家の長男として生まれる。
学生時代は中学から大学まで吹奏楽部一筋。
その影響で様々なジャンルの音楽に広く浅く親しむ。
大学時代は京都で過ごし、以降の人生は関西で過ごすことに。
大学卒業後は某大手建材商社に半分コネで就職。材木屋さん、工務店さん相手のおっちゃん社長相手にドアや階段、ユニットバスなどを売り歩く御用聞き営業として勤務。すぐに適当に力を抜いて仕事をすることを覚え、全く鳴かず飛ばず。
約二年半の勤務の後、転勤が嫌だという理由だけで退職。失業して半年間、何もせずに遊び暮らす。コツコツためた貯金を食いつぶし、底を尽きかけたところでようやく転職活動。パソコン教室を経営する某中小企業に入社。新設されたシステム部門で、建築業者向けのCADや積算ソフトを販売する、名ばかりのシステム営業に従事。
しかし一年で、社長のあまりのワンマンさに嫌気がさして退職。すぐに次の会社に転職。さすがに二回目の転職では、そのあたりは学習する。
転職先は大手情報サービス会社、リクルートの子会社。
求人誌の広告を提案し、企業の人材採用や活性化のお手伝いをするというもの。
転職理由は、
「リクルートってなんか有名」
「フレックスタイムってあんまり働かなくてよさそう」
「さらに完全週休二日って、もっと働かなくてよさそう」
という不純極まりないものだった。
がしかし、そこはハードマネジメントで知られるリクルート直系の営業会社。
ひたすら新規開拓で見知らぬ会社に飛び込み、名刺を獲得してくる日々。危ない事務所にも何度か足を踏み入れつつ、営業としての基礎体力はこの時に培われる。
とはいえ、まだまだ結果の出ない、突き抜けられない日々。
転機は組織変更による大阪への転勤。
当時の上司に「お前はリクルートっぽい、押しの強いタイプではないから、下手なアピールはしなくていい。ひたすら結果を出せ。営業としての力を背中で見せろ」と言われ一念発起。
あらゆるタイプの案件に対応できる柔和なキャラクターで、
徐々に顧客の信頼を得、結果を残し始める。
モットーは「仕事で好き嫌いを言わない」
他の営業が嫌がるようなクライアントも率先して担当し、
着実に業績を上げる。三年間、連続での売り上げ目標達成。
関西エリアの全営業成績で3位に入り通期優秀賞獲得。
他、MVP表彰等多数。「外さない営業」としての定評を得る。
営業時代に関わった企業はおよそ2000社。面識を得た経営者は600人に上り、
その中の一部の方々とは、現在も経営者同士としてのお付き合いが続いている。
その後営業兼チームリーダーとして後進の育成のかたわら、
新商品・新企画開発プロジェクトも担当。リクルート本体への出向などを経て
パートナー代理店の経営支援にあたる代理店渉外を歴任。
営業力に加え、経営的な視点での思考法や、
強い組織づくりについてのノウハウも身に着ける。
2009年9月、早期退職プログラムにより退職。
当初は通常の転職を考えるが、8年間在籍したリクルートの
自由闊達な社風、徹底した結果主義が極めて肌にあっていたため、
それに勝る職場はないであろうとの思いから
「じゃあ自分でやるしかないか」
と、軽めに独立を決意。茨の道を歩み始める。
2010年4月、株市会社ファインドエッジ設立。
代表取締役に就任。
その頃に出会った凄腕の専業トレーダーT氏とのご縁により、
FXの売買情報を配信するビジネスを立ち上げる。
テーマは「資産を守る」情報配信。
稼げない情報には意味が無い、との想いから、
利益が出た時のみ課金するというビジネスモデルを考案する。
投資助言業登録に際する金融庁との軋轢など、
紆余曲折を経てようやくサービスインするが、T氏のやむを得ない事情により、
わずか半年で事業撤退を余儀なくされる。
撤退前後に得た、金融業界での様々なご縁も手伝い、
情報配信から転身し、投資家の資産の実運用を手掛けることを決意。
「資産を守る」というコンセプトは変えることなく、
堅実で真に信頼していただける投資商品を目指し、
2011年4月、適格機関投資家特例業務により「ファインドエッジ1号ファンド」を組成。
ファンド事業を開始する。
新規で立ち上げたファンドには実績も無い。そんな中出資してくれたのは、元職場の同僚や身内の5人のみ。
金額は合計1000万円。「ま、ダメ元で預けてみるよ(笑)」という温かい言葉で自分を信頼してくれる出資者達になんとしても恩返しをしたいという思いで日々の業務に挑む。
開始から数カ月後には1号ファンドがマイナス10%近くの大幅なドローダウンを経験。
また、FX単独運用により大きなリターンを狙った3号ファンドも思ったように成績が振るわず、結果的には早期終了することとなる。
投資家様、特に何の実績も無い自分を信頼して投資してくださった方々の大切な資金を減らしてしまったことに悩み、
個別の状況説明に奔走しつつも、ファンド事業から撤退すべきか悩み苦しむ。
そんな中、事業投資を中核にポートフォリオを組みなおした1号ファンドが
5ヵ月連続上限配当(2013年2月現在)を達成し、多数の新規申込と大きな追加出資を受ける。
信頼できるパートナーと組成し、クローズドで限定募集した新ファンドは大きな反響を呼び、
運用開始前に申込み人数が上限に達し募集終了。
ファンド事業は結果が伴ってこそ初めて信用を勝ち得るものだと体感する。
「あなたの資産が増えない限り、一切の利益をいただきません。」
この言葉を胸に、信頼してくださっている投資家様のために日々のファンド業務に邁進中。
現在は自社ファンドのみならず、
個々の投資家のリスク許容度に応じた、国内外の様々な金融商品の提案業務も行う。
一般の情報では知ることのできない「真に価値ある」投資情報を提供することを常に意識し、邁進している。
現在大阪府在住。2児の父。趣味はクルマにかかわること全般(乗る、いじる、観る ※特にF1)、バスフィッシング。音楽はクラシックからジャニーズまで超雑食。
休日は家族で関西圏のあらゆるショッピングセンター、ないしは公園に出没する。